今日は水道橋宝生能楽堂にて、「崇寶会 第25回記念大会」に出演して参りました。
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山内崇生師のお社中会である「崇寶会」も、今年で目出度く25回の節目を迎えられたのです。
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山内崇生さんは、私が京大宝生会現役の頃には七宝会の舞台で若手のホープとして活躍しておられて、その舞台を私は見所で拝見しておりました。
その頃は遠い世界の存在だったのです。
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そしてちょうど「崇寶会」の第1回の頃に、私は東京芸大を受験することになりました。
大阪の楽屋で山内師に色々相談をしたのを覚えております。
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それから芸大に入学して、数年してから初めて「崇寶会」に呼んでいただきました。
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以来毎年の崇寶会のみならず、数多の舞台や楽屋で山内師にお世話になって参りました。
私にとっては正しく「頼れる兄貴分」のような存在であり、また「崇寶会」も私の澤風会が目標とする会なのです。
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今日の舞台でも、大変レベルの高い舞囃子や仕舞などを拝見して、大いに刺激を受けました。
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明日は私の「第6回東京澤風会・郁雲会」の申合があります。
崇寶会の”25回”は遠い先ですが、そこを目指して頑張って参りたいと思います。
山内崇生さん、崇寶会の皆様、本日はおめでとうございました。