今日は浜松で、京大宝生会OBの結婚式がありました。
私を含めて、宝生会OBも何人か参列させていただき、披露宴で仕舞を出しました。
色々新鮮な場面があり、とても良い式でした。
「人前式」というのは初めての経験でしたが、形式張らず好感が持てました。
また入場からずっと、新郎が仕舞の「かまえ」をしていたのが微笑ましかったです。
披露宴の余興として仕舞「加茂」をOB代表が舞った後に、サプライズで新郎自ら立ち上がり、「あら面白の音楽や〜」と仕舞「難波」を舞い始めて、会場も盛り上がりました。
そしてお色直しの後に洋装で登場した新郎新婦は、なんと大量のシャボン玉が舞う中を自転車に乗って会場に入って来て、これまた大喝采を浴びていました。
イメージ図↓
新郎新婦の出身高校の応援団の、どことなくユルい応援パフォーマンスも何とも味があり、肩肘張らない非常に心地良い時間でした。
最後の御両親に向けての新郎新婦の挨拶の後に、式場のスタッフで涙ぐんでいる人がいて、「この式場のスタッフは、自分の仕事に対して本当に真摯に向き合っているのだなあ」と感心しました。
新郎は1週間後の澤風会で仕舞を舞ってくれる予定なので、またそこで今日の話が色々出来ると良いです。
本日はおめでとうございました。