雪だるま〜る

昨日の月曜日は青森稽古でした。

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事前に天気予報を見ると、昨日の青森は最高気温2℃、最低気温−3℃となっていました。

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−3℃…。これは万全の防寒体制で行かねばと、厚着に手袋やマフラーなどを加えて、東北新幹線に乗り込みました。

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新青森駅に到着すると、確かに寒いです。しかし予想していたので、それ程驚くことも無く青森市内へ。

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駅前には其処此処に雪が積もっています。今シーズン初めて積雪を見ました。

雪の前にあるこのオブジェは何かと言うと、雪だるま型の灯篭で、夜には灯りがともるのです。

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こんな感じです。

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これは正式名称「雪だるま〜る」というのです。

ちょっと脱力系の名前ですね。

「ねぶた」と同じ製法の高さ50㎝程のだるまに、地元の小中学生が絵を描いて作ったものだそうです。

毎年冬に点灯されて、今年で7回目だとか。

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青森の人の発想は、やはり何となく暖かくて皆を笑顔にするものが多い気がして、私はとても好きです。

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青森港に沿ってずらりと並んでいる雪だるま〜る。なかなか壮観です。

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昨日はまだ一部しか点灯していませんでしたが、昨シーズンに見た時は本当に綺麗でした。

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来月の青森稽古の時にはきっと全部点いている筈ですので、また写真を撮りたいと思います。

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そして先ほど、帰りの新青森駅前にて。

こちらはやはり今シーズン初の、本当の「雪だるま」です。

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横に溶けてしまった大きな雪だるまがあり、もしかしてこの小さな方はシルエットからして「リトルミイ」で、大きなのが「ムーミン」だったのかもしれませんね。

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このブログを始めたばかりの今年1〜2月には、雪の話を度々書きましたが、またその雪の季節が巡って来た訳です。

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ブログ1周年が何となく見えて来た気がいたします。

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それでは今日はこの辺で。

面白写真  10月

今回の面白写真、先ずは「普通の看板」と「普通でない看板」の比較から。

普通の店員募集看板がこちら。

そして京都で見かけたのがこちら。

もしかして店員募集でなく、本当に仲間が欲しいだけの可能性もありますが…。

次は「○○禁止」の普通の方。

そしてやはり京都にて。

こんな風に禁止されると、「こちらこそすんまへんな〜」と素直に従いたくなりますね。

次は「能の型」シリーズです。

夜道で唐突に「左右!」と言われたようでビックリしました。

「左右」のバリエーションで「大左右」もあります。平仮名で書くと…




「お〜ざゆう」。

次にノンジャンルの面白看板です。

大阪にて。この分別方法は初めて見ました。
「一般」と「粗」はどうやって区分するのか興味あります。どなたか教えてくださいませ。

松本にて。

これ全部ひとりの店主がやっているとしたら、なかなか忙しそうです。

私はまだこちらに駆け込む程は疲れておりませんが、いずれ一度偵察に行きたいと思います。

最後は「面白い願い事」

「スーパーゆうめいじん」もすごい言葉ですが、むしろ「おくづかい」。

なんとなくひっそりと秘密に使うお金みたいで、良い響きだと思います。間違いですけどね。。

少し前の写真で、載せるタイミングが無かったのですが、願い事繋がりで。

三ノ輪橋の大衆居酒屋にあった七夕飾りです。

三ノ輪辺りは、決して上品な町ではありませんが、下町の温かい人情味が残っている楽しい町なのです。

それでは今回はこの辺で失礼いたします。

面白写真  9月

久々の面白写真です。何回目か忘れてしまいました。。

最初は自宅近所で撮影したこちら。


以前見つけた「熊谷直実」さんに続き、ご近所にこんなビッグネームが住んでいたとは驚きです。

そっと覗くと、普通のおじさんの姿が見えましたが…。

続いてこちら。西荻窪のバス通りにて。

森見登美彦の「宵山万華鏡」に「超金魚」という化け物じみた巨大な金魚が出て来ますが、「25才、42cm」ならば「リアル超金魚」と言えるでしょう。

こちらは笑える訳ではないのですが…京大の近くにて。

最初に「ペットの絵書きます」を貼って、反応が無くて下のを書き足したのかな…などと色々想像すると、何かジワリと来るポスターです。

実は色んな職業に応用出来ます。

「仕舞  舞います。または舞いませんか?」

などなど。

続いて、最近はなかなか面白い曲名看板がみつからず、新シリーズ「惜しい所でちょっとだけ違う曲名看板」です。


 
あだか、ぐず…わかりますかね…。

次は、「2枚で一曲」です。



この2件、結構近くにあるのですが、何の関係も無いようです。。



「IN」はちょっと強引ですかね…。



個人的には「ハイツ やま」のネーミングセンスがしみじみ良いと思います。

最後に読者投稿編です。

青森のTさんより、先日紹介した「アフロリレーマラソン」の実況写真です。

確かにアフロで溢れています。

大トリはこちら。


松本からいつも面白写真をお送りいただくKさん、ありがとうございます。
しかし一体何のお店なのでしょうか…。

今回はこの辺で失礼いたします。

皆様からの面白写真お待ちしております。

マラソンポスター

澤風会の稽古場があったり、また定期的に仕事で行ったりする街には、同じ日本国内とは言えそれぞれ全く違うカラーがあります。

今回、面白写真を集める中でマラソンのポスターにその特徴が良く出ていたので紹介させていただきます。

街は東京、松本、京都、青森です。

まずは東京。

やはりスタイリッシュで洗練された印象です。

カラフルで楽しそうですが、ハジけた面白要素はあまり無いですね。

多様な人が暮らす首都東京で、ポスターも最大公約数に受け入れられるものにしたのでしょう。

次に松本です。

全くもって真面目なポスターです。

目に見える派手さは求めずに、日々を正しく気持良く生きている街、松本らしいポスターだと思います。

次は京都。

伝統を重んじる古都ながら、時代時代の新しい風も軽やかに取り入れて来た街です。

森見登美彦の小説などに感じられる、独特の怪しいユルさがあるこの街は、私の第二の故郷なのです。

ポスターのような格好で走ると面白そうですが、それをするとしたら京大生くらいでしょう。

しかし最後の街、青森は…


…。仮装でアフロ…。

もはやマラソンにする必要があるのかも良くわかりません…。

しかし、ユーモアのセンスで言うと、青森は私が行く街の中で群を抜いています。

冬が厳しいだけに、明るく暖かい季節をとことん楽しもうというある種の気迫、気合すら感じられます。

青森の皆さん、これからも面白写真を期待しております。

能のワキで多い役が「諸国一見の僧」で、僧は行く先々で不思議な出来事に巻き込まれます。
私は不可思議な目にはあまり遭いませんが、諸国を巡りながら、出会った面白い出来事をこれからも御紹介させていただきます。

今日はこの辺で。