澤風会郁雲会の1日目には、京大宝生会と自治医大宝生会の現役部員の仕舞がありました。
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そのうち京大宝生会現役の仕舞は、番組に地謡をあえて書きませんでした。
それは現役が交代で地謡に入って、お互いに謡い合う事にしていたからです。
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一応私が地頭には入りましたが、謡ってみると皆とても大きな声で、彼らだけでも充分に謡えるだろうと思われました。
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途中で切戸口には、次の出番の京大若手OBが集まって来ました。
私「せっかくなので地謡一緒に謡う?」
と若手OBに声を掛けて、最後の現役仕舞は5人の賑やかな地謡になりました。
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一方、自治医大宝生会の仕舞は普通に能楽師で地謡を謡うつもりでおりました。今回は4年生2人だけの出演予定だったのです。
しかし楽屋に入って来た自治医大宝生会達は…
自治医大宝生会4人「「こんにちは‼︎」」
おお、仕舞を舞う4年生の他に、試験を終えた1年生と3年生も久しぶりに顔を見せてくれましたか!
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しかも全員が舞台に出られる格好をしています。1年生と3年生に、
「もしかして仕舞の地謡に…」
と聞くと、
自治医大「「はい出ます‼︎」」
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なんと!それは嬉しい事です。
というわけで、自治医大の仕舞2番は私以外の能楽師はお休みいただき、京大と同じく私と学生達で元気良く地謡を謡ったのでした。
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今月中には京大も自治医大も合宿がある予定です。
またみっちりと稽古して、次の「全宝連京都大会」やその前の新歓に向けて頑張ってもらいたいと思います。