春の風は空に満ちて…
今日は二十四節気のひとつ「啓蟄」だそうです。
最近の東京では、冬眠から目覚めた動物や虫などに出会うことは中々ありませんが、あたりの空気は確実に春を感じさせます。
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春になると頭に浮かぶ好きな謡があります。能「嵐山」の一節に「春の風は空に満ちて 春の風は空に満ちて」というリフレインの部分があるのです。
何となく現代的な言い回して、しかもあえて繰り返しているのが如何にも「春が辺りに満ちている」と感じさせて好きなのです。
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実際にはまだ日が暮れると寒いくらいで、冬と春がせめぎ合っている所だと思われます。
しかし、次の二十四節気である「春分」までには完全に”春の風が空に満ちる”のでしょう。
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…その前に、先ずは土曜日に迫った「澤風会郁雲会」です。
今日は渋谷で当日のお菓子や飲み物などを予め買い物して、セルリアン能楽堂に預けて参りました。
宴会の座席表を作成して、夕方からは大会前最後の田町稽古でした。
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そして明日は大会前最後の江古田稽古です。
ギリギリまで稽古を頑張って良い舞台にして、良い春を迎えられたらと願っております。