800年前の原本…!

私は古本屋を覗くのが大好きです。

最近見つけて愛読しているのは、「田中光常」という動物写真家の「自然・動物・わが愛」という40年ほど前に発行された文庫版写真集です。

田中光常さんは、私が尊敬するアラスカの動物写真家の故星野道夫さんの師匠だった人です。

今は絶滅してしまった動物達の写真もあり、やはり古本は素晴らしいと悦に入っておりました。

しかし今日のニュースで、なんと「藤原定家直筆の古今和歌集注釈書」が京都の冷泉家で発見されたというのを読みました。

“藤原定家”と言えば能「定家」はもちろんのこと多くの謡に登場する人物であり、1162年生まれで1241年に亡くなっています。

つまり”約800年前の原本”が見つかったわけで、私が40年前の古本で喜んでいるのとは全くもってスケールが違うお話です。

発見した人の喜びはいかばかりだったでしょうか…。

と言っても、私は藤原定家については謡の中の事しか知りません。

せいぜいが京都にある「藤原定家墓所」に御参りに行ったことがあるくらいです。

この機会に藤原定家と古今和歌集注釈書についてもう少し勉強してみたいと思いました。

しかし今日はもう遅いので、明日以降に…

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