試験が終わった途端に

一昨日の金曜日、久しぶりに京大稽古に行きました。

.

前期試験が終わって夏休みに入っており、そんなに人がいないかも…

と思って部長さんにメールしてみたところ、「今11人いて、更に何人か増える予定です。」との返事が。

.

おお、それは普段と殆ど変わらない人数ではないですか。

これはまた熱い稽古になりそうだと、紫明荘組稽古から京大BOXに直行しました。

.

到着するとたしかに大勢の現役が稽古しています。

試験中には来られなかった人達の顔もちらほら。

特に1回生が沢山来てくれていて、仕舞もそれぞれ前回のエレベーターホール稽古とは違う新しい曲をリクエストされました。

.

毎年思うことですが、全宝連を経た1回生のシテ謡がとても大きな良い声になっていて驚かされます。

感心していると部長さんが、「実は先日、1回生だけの仕舞発表会を行ったのです。OBOGさんにも声をかけて、20人程が集まって1回生の仕舞を見てから講評をいただきました。」

それはおそらく初めての企画で、1回生の実力を上げる為に大変良いことだと思いました。

.

そして1回生に続いて先輩たちもガンガン稽古をして、ようやく21時頃に稽古を終えてご飯を食べに行くことになりました。

すると1回生が何だかとても大きなカバンを担いでいます。

.

私「荷物大きいね。これから帰省?」

1回生「いえ、中身は紋付袴です。今日は京大のオープンキャンパスで、宝生会が仕舞を発表したのです。」

なんと、そういえば他にも着物カバンを持った人がいました。

.

皆試験が終わった途端に1回生発表会やオープンキャンパスなど、精力的に活動しているのですね。

「夏休みだから人が少ないかも…」などと思うのは大間違いでした。

.

次の稽古は大原での夏合宿になります。

こちらも普段よりも更に熱い稽古が展開されることでしょう。

体力をつけて体調を万全にして参加しなければ、と改めて気を引き締めた一昨日の京大稽古でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です