休息と復活
今日は枚方カトリック教会で植田竜二先輩の告別式がある日でした。
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私は東北での仕事があり、大変残念で申し訳無いことながらどうしても参列出来ませんでした。
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しかし何人かの方から式の様子をメールでお送りいただき、それを読むと本当に良い旅立ちだったのだなと思いました。
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聖堂に入りきらない程大勢の植田さんを慕う人達に囲まれて、京大宝生会OBが交互にシテ謡を謡っての「融」の素晴らしい謡も手向けられ、奥様と結婚式を挙げられた教会で、花に囲まれて旅立って行かれたとのこと。
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「ある人がどのように生きたのかは、その人が亡くなった時にわかる」というような意味の言葉を聞いたことがあります。
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植田さんは本当に良い人生を、最後まで植田さんらしく全うされたのだと思います。
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また式では、休息と復活というお話があったとのこと。
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植田さんもきっと生まれ変わって、また未来の京大宝生会を指導してくださるのでしょう、と石黒実都さんからのメールにあり、しみじみとその通りだと思いました。
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その時に京大宝生会がちゃんと続いているように、私がいる間は全力を尽くし、そして私がいなくなる時が来たら、次の誰かにきちんとバトンを渡していきたいと思います。
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植田さんどうかその時まで暫くの間は、天国でゆっくりとお休みになってください。