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能「半蔀」終了いたしました

本日の五雲会にて、能「半蔀」が何とか無事に終了いたしました。

猛暑の中、お忙しいところ沢山の皆様にお越しいただきまして、本当にありがとうございました。

今回もまた、終了後に沢山のご感想やご注意や、今後の課題をご指摘いただきました。

この位置から少しずつでも進歩していけるように、明日からまた稽古に励んで参りたいと思います。

これから宝生能楽堂にて、本日使用した胴着や襟、その他諸々の品々を片付けてから帰路につきたいと思います。

重ねて本日はどうもありがとうございました。

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  1. 昨日の半蔀の舞台は本当に素敵でした。
    揚げ幕があがって、澤田先生の夕顔の精が見えた瞬間…、「うわぁ!」と感動の声を上げそうでした。綺麗すぎて一気に気持ちが浮き立ちます。綺麗なのは、面や装束によるものだけではないんだ、と実感しました。あのオーラ! 息をのみながら、自分が不思議な世界に浸っていく感じに、わくわくしました。幽玄の世界、楽しい!
    後半で作り物が出てきたとき、おお、と感動、あれがブログで書いていらっしゃった、心のこもった作り物なのだ、と親しみを覚えました。小さな瓢箪が、ツヤ消しの金色と銀色に光って揺れていて、可愛い! 夕顔の花も小さくて可愛らしくて、確かに中にいる人を隠し過ぎずにチラ見せで、うまく焦らす感じ(笑)になっていました。
    蔀戸が上がる瞬間も美しいですね。金銀の瓢箪が揺れて、まるでかんざしが女性を美しく見せるのと同じような効果ですね。装束の色とも合っていて、とても素敵でした。
    (あの可愛らしい瓢箪は、どこで調達されるのでしょうか?)
    後半は、夕顔の上は一度泣いたあとは、ずっと幸せな思い出を舞うのですよね。面の口元が、斜め下の座席から見ていると、恍惚の表情に見えて、はっとしました。本当に面白いですね。すごいです。
    それから、これも素人でよくわからないままに言っているのですけれど、澤田先生の舞が、とてもなめらかというか、継ぎ目がない感じというか(これを言い表す用語みたいなのが何かありますのでしょうか)、きっととてつもない集中力で、あの流れるような優美さを保っていらっしゃるのだろうなあ、と思いました。
    それから、「折りてこそそれかとも見め」の歌のところが、すごくかっこよかったです! 語彙が乏しくて、「かっこいい!」としか言えません。隠した顔を見せてゆくあの扇の使い方がいいですね!

    思い出すままに感動を書き連ねてしまいました。
    初心者の私は質問したいことが沢山あるのですが、それはまたの機会に…。

    夢のように素敵な(実際、夢なんですよね)半蔀の舞台、見せていただけて本当に良かったです。
    おめでとうございました!

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