7年ぶりの楽屋袴

昨日から新年の稽古がスタートしたのですが、なんと今日は早速予定の稽古がキャンセルになってしまいました。

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外は天気も悪く、正月休みに逆戻りして部屋でゆっくりと過ごしました。

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やり残した掃除や、調子の悪いプリンタの調整をしたり。

そしてふと思いついたのが、

「楽屋用の袴を注文する」

ということでした。

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ここ数年で新調した袴はどれも”舞用”の袴です。

それは正絹と言って、全て絹糸で織られています。

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しかし私が普段楽屋で履く袴は、絹糸と化学繊維が織り交ぜてあるものなのです。

今履いている楽屋袴は大分使い込んで、綻びや繕った後が目立って来ていました。

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馴染みの店に電話して、「絹と化繊の交織袴をお願いします。とりあえず前回と同じ寸法で」と言うと、前回のデータを教えてくれました。

なんと前回は、平成24年に注文したようです。

それからもう7年ほど経っていたのですね。

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そして寸法も、今ならもう少し短い方が良いかと思い、前回よりも五分だけ短く注文してみました。

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来月までには出来上がるであろう新しい袴。

ここからまた数年、楽屋での仕事を共にする大切なパートナーになります。

出来上がって対面するのがとても楽しみです。

2020年あけましておめでとうございます

皆様 2020年明けましておめでとうございます。

本年もどうかよろしくお願い申し上げます。

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私は例年通り朝から水道橋宝生能楽堂にて「賀詞交換会」に参加して参りました。

在京職分が新年の挨拶を交わし、舞台で全員並んで家元の御発声のもとで「七宝」を謡いました。

子方を卒業した中学生の男の子が、1年会わないうちに私と同じくらいの身長になっていてビックリしました。

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そして今年から舞台の「揚幕」が新調されたそうです。

色などの見た目は正確に再現されているので、ぱっと見では気がつかないかもしれません。しかし隅々まで綺麗な揚幕を見ると、何やら新年らしく気持ちが晴れやかになりました。

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個人的なことを申しますと今年は、

•8月8、9日(土・日)に「七葉会10周年記念大会」宝生能楽堂

•9月20日(日)に「京都澤風会15周年記念大会」大江能楽堂

•10月18日(日)に「松本澤風会10周年記念大会」松本音楽文化ホール

と、大きな節目が重なる年です。

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夏以降が非常に忙しくなることは間違いないので、

①夏までに身体を鍛えてスタミナをつけること。

②番組作りなど早めに計画的に行動すること。

をとりあえずの今年の目標にしたいと思います。

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このブログも相変わらずなるべく更新して参りたいと思いますので、こちらもどうぞよろしくお願い申し上げます。

2019大晦日下町散歩

日曜日の急な発熱も、その後の30時間睡眠で何とか回復しました。

そして昨日今日は完全休日で、頑張って部屋の掃除をいたしました。

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掃除は無事に終わりましたが、私にはもう一つ年内にやり残したことがありました。

“歩くこと”です。

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今年1年は、とにかく去年よりもたくさん歩くことを心掛けて過ごして参りました。

順調に歩数を増やして来て、今月にはかつて達成したことのない「月間40万歩」を密かな目標に設定していたのです。

目標達成には毎日1万3千歩以上歩くことが必要です。

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しかし一昨日の日曜日は発熱のため、まさかの「17歩」…

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回復した昨日午後と今日1日、掃除の合間を縫って私は東京の下町を歩き回りました。

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能「隅田川」ゆかりの「梅若塚」のあるお寺。

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「2014全国頑張る商店街30選」に選ばれたという人情味あふれる商店街。

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逆さ富士ならぬ「逆さスカイツリー」。

どこから撮ったかわかりますか?

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猪の牙に似た形の「猪牙舟」の模型が置いてあった山谷堀公園では…


「正法寺」という今年お世話になった岩手のお寺と同じ名前を冠する橋に行き合い驚きました。

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そして今年最後の夕陽が沈んで家に帰り着く頃に、目標の「月間40万歩」を達成することができました。

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昨日今日の下町散歩では、ちょっと不思議な体験などもしたのでまた改めて書きたいと思います。

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令和元年も残すところあと3時間になりました。

今年も本当にたくさんの方々に助けていただいて1年を送ることができました。

心より感謝申し上げます。

そして来年もどうかよろしくお願いいたします。

1件のコメント

1年分まとめて…

一昨日松本稽古から帰り、今年の稽古も全て終えて、やれやれと早めに休みました。

そして一夜明けて昨日の朝…

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布団の中で目覚めると、なんだか身体が熱くて怠く、節々が痛みます。。

つまり完全に「熱がある」状態だったのです。

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前日まで元気で、他に喉や鼻など風邪の症状も全くありません。ただ熱が高いだけでした。

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実は昨日は「京大宝生会謡納め」に行く予定で、松本で色々お土産まで買って準備万端だったのです。

でも無理して行ってもし風邪だったら、皆にうつしてしまいます。

泣く泣く断念して、そのまま布団で休むことにしました。

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そしてそれからつい先程まで、食事の時間を除いてほぼ30時間、ひたすらこんこんと眠り続けてしまったのです。

おかげで熱も下がったようですが、ここまで長時間寝られたことに驚きました。

今までの人生で最長記録かもしれません。

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1年間健康で仕事を終えることができた途端に、1年分の不調が”熱”になって出てきて、それを1年分の休養で治したということなのでしょうか…。

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ともあれ、熱は下がって健康体に戻ったので、あとは部屋の掃除を頑張って新年を迎えたいと思います。

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京大へのお土産だった”信州ジビエの燻製3種”

は、今回はお正月に自分でいただこうかと思います。

京大の皆さんごめんなさい、またの機会に必ず持って行きますね。

今年最後の東北新幹線

今日は仙台稽古に行って参りました。

東北新幹線に乗るのは今年最後でした。

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好きな車内誌「トランヴェール 」を読むのも今年最後…

としみじみ思いつつ、ゆっくり頁をめくりながら日光や磐梯の山々を横目に北上しました。

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夕方に到着した仙台は予想通りあまり寒くなくて、東京と同じ格好で稽古場まで20分ほど歩くとむしろちょっと暑くなったくらいでした。

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稽古場の市民センターでは別の団体も謡の団体稽古をしていて、皆さんなかなかの美声でした。

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こちらも負けじと能1番、舞囃子3番、仕舞数番を頑張って稽古いたしました。

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次の稽古は来月末になります。

その頃は流石に寒かろう…と思いながら、帰りの最終新幹線に乗り込み、再び「トランヴェール 」を開いて、行きに読み残した記事に目を落としたのでした。

学生能のクラウドファンディング

先日の関宝連の時のブログには何通かのコメントをいただきました。

その中に、名古屋の学生能のための「クラウドファンディング」に関してのコメントがありました。

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クラウドファンディングという言葉は知っていましたが、意味はあまり理解しておりませんでした。

「寄付の新しい形かな?」

という程度です。

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とりあえずその名古屋の学生さんのクラウドファンディングのページにアクセスしてみました。

https://readyfor.jp/projects/gakuseinoh

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1000円〜30000円までの何段階かの金額で支援をお願いする、というもので、最初はやはり「寄付」みたいだなぁと思いました。

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しかし、金額毎に多岐にわたるコースを詳しく見てみると、様々な「御礼」を用意していることがわかりました。例えば…

・学生手作りの能解説本をプレゼント。

・学生連盟オリジナルグッズのプレゼント。

・特別席チケットプレゼント。

などに加えて最高級コースではなんと…

・学生連盟所有の着物を着ての記念写真撮影。学生が行ける所なら全国どこでも伺います!

という項目までありました。

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北海道や沖縄から撮影依頼されたら、採算取れないのでは…

と若干心配もしてしまいましたが、私には名古屋の学生さん達の「心意気」が大変好ましく感じられました。

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ただ寄付を募るのではなく、「学生能」という立場で出来る最大限の御礼を、皆で考えて用意したのでしょう。

その意気に感じて、私もほんの僅かながら支援をさせていただきました。(もちろん撮影は無しのコースです)

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今回のクラウドファンディングが成功すれば、全国の学生能にとっても良いモデルケースになるに違いありません。

クラウドファンディングのやり方、苦労した点、また問題点など、名古屋の学生さんに詳しく聞いてみたいと思いました。

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しかし先ずは、来年2月8日に名古屋能楽堂で開催される「学生能・狂言の会」での能「羽衣」が良い舞台になるようにお祈りしております。

酉年生まれというだけで…

昨日は宝生能楽堂にて開催の「月並能」で能「頼政」の地謡を勤めました。

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そして終了後に、在京の「酉年生まれ」能楽師の食事会に参加いたしました。

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これまで「午年生まれ」と「亥年生まれ」の能楽師の集まりはありましたが、酉年の会は今回が初めての開催です。

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シテ方、大鼓方、小鼓方、太鼓方、狂言方など10数名が四ツ谷のお店に集まりました。

魚料理がものすごく美味しいお店でした(鳥は共喰いになるので避けたのですが、途中結局”地鶏炭火焼”が出て来ました。。もちろん美味しくいただきました)

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同じ酉年生まれの能楽師がこんなにたくさんいらしたとは、嬉しい驚きでした。

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また酉年というだけで妙な親近感が湧いてくるのが不思議です。

初めてお話する観世流シテ方の先生などとも、すぐに打ち解けて色々なお話を伺うことができました。

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私は能楽師同志の集まりにはこれまで殆ど縁が無かったのですが、この「酉年の会」には次回以降も是非参加させていただきたいと思います。

酉年楽師の皆様、特に幹事の方どうもありがとうございました。

ひたすらに歩くこと

今日は夜に渋谷のセルリアン能楽堂にて「渋谷能 第七夜」に出演いたしました。

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今回はシテ方五流が舞囃子を一番ずつ出すという大変面白い企画でした。

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金春流「高砂 舞序破急ノ伝」

観世流「屋島」

金剛流「雪 雪踏之拍子」

宝生流「安宅」

喜多流「猩々乱」

というラインナップです。

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異流合同の舞台は度々あります。

しかし今回演目を舞囃子だけに絞ることで、流儀間の違いがより鮮明に見えた気がいたします。

ワキ謡を誰が謡うか、というのにも流儀の主張が感じられたりして、色々大変興味深く拝見いたしました。

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「安宅」の地謡では、やはり同世代の他の流儀に負けないようにと気合いが入りました。

お客様の感想など聞いてみたいものです。

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話題は全くガラリと変わってしまうのですが、私は先日の「満次郎の会」で今年最後のツレが終わって以来、ひたすらに歩いております。

今日は水道橋宝生能楽堂から渋谷セルリアン能楽堂まで歩いてみました。

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来年春に能「兼平」のシテがあるので、それまでに”勝修羅”のような強い身体になりたいと思うのです。

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それならば効率的に筋トレをするべきなのでしょう。

しかし私は、「歩く」という単純な行為がとても好きなのです。

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知らない道を歩きながら、無心になったり色々なことを考えたりします。

今週はこれまでに京都と東京の街を合計80㎞ほど歩いて、たくさんの風景に出会いました。

これから春まで、色々な土地をひたすらに歩いて身体を鍛えたいと思っております。

冬到来のサイン

今日は先週土曜日に引き続いて亀岡稽古でした。

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土曜日には実に鮮やかな紅葉が見られました。

今日同じ木の下に行ってみたのですが、早くも盛りは過ぎて、僅かですが色褪せて見えました。

季節は足早に移ろっていきます。

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稽古場のすぐ横には、見上げるような大銀杏が立っています。


昼過ぎに襖を閉めて稽古をしていると、襖の向こうで雨のように頻りに何かが降り落ちるシルエットが見えました。

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稽古の切れ目に襖を開けてみると…


辺り一面には、降り落ちた銀杏の葉が絨毯のように敷き詰められていたのです。

木々達も急ぎ足で冬支度をしているようでした。

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そういえば、昨日の深更に京大稽古を終えて百万遍から四条河原町の宿に歩く途中、冴えた冬の夜空に高く昇ったオリオン座と冬の大三角形を今シーズン初めて見ました。

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そして時間は更に戻って昨日夕方。

宿から京大稽古へと歩く途中、疎水の夷川発電所辺りでは…


冬空の下で水鳥達が羽を休めていました。

向こうに見える山は嵐山です。

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昨日と今日で、様々な”冬のサイン”を見つけました。

またあの京都の寒い冬がやって来たのだな…

と、しみじみ実感したのでした。

冬の純白、秋の真紅

11月最後の今日は亀岡稽古でした。

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朝に東京から新幹線に乗って、少しウトウトしかけた頃。

「ただ今車窓に富士山の全景がご覧いただけます」

という車内放送が入りました。

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この放送が入るのは富士山が綺麗に見える時です。

眼を開けて右手の車窓を眺めてみました。

すると…

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なんと今日の富士山は、山頂から麓近くまで殆ど白一色になっていたのです。

下半分は、雪というよりもカチコチに氷結しているように見えました。

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これは私が小学生の時に見た、今までの人生で一番綺麗な富士山に近い光景だと思われます。

長年にわたり、もう一度見たいと思っていましたが、ついに夢が叶ったのです。

非常に感動いたしました。

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そしてしみじみと「もう冬が来たのだなぁ」と思いながら亀岡稽古場に到着すると、なんと…

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亀山城址は眼が覚めるような紅色に染まっていたのでした。

特にこの紅葉は、明るい陽射しを浴びて眩いくらいに輝いて見えました。

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富士山の氷雪の純白と、亀岡の紅葉の真紅。

どちらもここ数日の厳しい冷え込みによって生み出された、冬と秋の絶景でした。