亀岡の花々〜半夏雨〜
今日は亀岡稽古でした。
亀岡は本降りの雨で、亀岡駅から稽古場のある亀山城址まで歩く間に傘をさしていたのにビショ濡れになってしまいました。。
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稽古場の中庭に、この時期に毎年見られる植物がありました。
「半夏生(ハンゲショウ)」です。
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半夏生は植物の名前であると同時に「雑節」
のひとつでもあります。
雑節とは二十四節気、五節句の他に設けられた暦日の事で、「節分、彼岸、社日、八十八夜、入梅、半夏生、土用、二百十日、二百二十日」が雑節にあたるそうです。
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この頃に降る雨のことを「半夏雨(はんげあめ)」とも呼び、大雨になることが多いそうで、正に今日の亀岡は「半夏雨」でした。
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また植物の「ハンゲショウ」は葉っぱが半分くらい白くなっているのが大きな特徴ですが、調べてみるとこれには面白い理由がありました。
ちょっと不鮮明なのですが、よく見ると房状の花の近くの葉っぱが半分白くなっています。
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実はこの白い部分は、花粉を運ぶ昆虫などへの「広告塔」の役目を果たしているそうなのです。
なので、花の時期が過ぎると再び緑色に戻るそうです。
これは今日初めて知りました。
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半夏雨のおかけで他の花々を探すことはできませんでしたが、亀山城址のお堀の方からは
「モ〜、モ〜」
というウシガエルの太いのんびりとした声が聞こえてきました。