続報・しどろもどろ
先日の「しどろもどろ」のことについて、読者の方から何通かメールで情報をいただきました。どうもありがとうございます。
色々興味深いのですが、実はより混迷を深めた所もあるのです。
例えば「よろよろ歩く。左乱足 右乱足 シドロモドロ」という内容が古語辞典にあるそうですが、「左乱足 右乱足」でシドロモドロと読むのでしょうか。
また、難解な読みの漢字の中に「取次筋斗」という字があり、なんとこれが「しどろもどろ」と読むのです。
「翻筋斗打つ」で「もんどり打つ」と読むこともあり、「もんどり」が転じて「もどろ」になったという説があるようです。
通常の説は「まだら」が「もどろ」に変化した、というものなのですが、こうなると昨日の「花かつみ」のように、真相が何処にあるのかさっぱりわからなくなって来ました。。
また全く別の切口で、英語で「しどろもどろ」に近い発音の言葉を探してくださった方も。
・citrus modulus(柑橘類の係数)
・Siddharta (the) mutterer (ぶつぶつ呟く人 シッダールタ)
…。私が発音すると、それこそシドロモドロになりそうです。
「しどろもどろ」という単語だけでこれ程色々考えられるとは思いもよらないことでした。
他にも何か知識をお持ちの方は、どうかお知らせくださいませ。お待ちしております。