全宝連があるはずだった日
今日6月27日と明日28日には、金沢の石川県立能楽堂にて「全国宝生流学生能楽連盟自演会」が開催される予定でした。
しかし残念ながらコロナウイルスの影響で開催見合わせになってしまいました。
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全国から舞囃子もたくさん出る予定だったので、間違い無くとても熱い舞台が繰り広げられたはずなのです。
誠に無念の極みです。
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しかしながらこのような状況でも、京大宝生会の学生達は出来る稽古に地道に取り組んでいます。
昨日もzoom稽古をいたしました。
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交代で声を出しての鸚鵡返しで、1人最低ひとつは改善すべき点を指摘するようにしています。
今回は特に2回生がいくつか大事な節を覚えてくれました。
皆着実に進歩しています。
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さらについ先日には部長から、
「活動再開したら見学したいという新入生がいます。zoom稽古でも見学してもらって良いでしょうか?」
という内容のメールが来ました。
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きっと全国の宝生流の学生達も同様に、今出来る活動を懸命に模索して頑張っているのでしょう。
その努力が報われる日が早く来るように、そしてたくさんの学生達が一堂に会しての賑やかな舞台がまた戻ってくるように心から願っています。
私も出来ることを地道に続けて参りたいと思います。