国立能楽堂シリーズ無事終了
国立能楽堂での「若手能」本番が先ほど無事に終わりました。
私の今週の5日間にわたる”国立能楽堂シリーズ”も一段落です。
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国立能楽堂においては、終演後に最後の演者が舞台からいなくなる時までは拍手をしない、というマナーが徹底されています。
確かに、最初の演者が揚幕もしくは切戸から出た瞬間に舞台が始まり、能が終わったその後に演者が全員揚幕か切戸に入るまでは舞台は続いているのです。
能の余韻を楽しむという点でも、理にかなっているマナーだと思います。
今日の能「春日龍神 白頭」でも、私が切戸に入ってから鏡の間にまわって、シテとワキに挨拶をする頃にようやく拍手が聴こえてきました。
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今日嬉しかったのは、国立能楽堂を出る際にお客様に呼び止められて「いつもブログを楽しく読んでいます!」と言っていただけたことでした。
よく見知っている身内の人以外に、私のブログを読んでくださる方がいらっしゃるとは本当に有り難いことです。
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嬉しい気持ちになって国立能楽堂を出て、私は浅草で催されている「京大宝生東京OB会新年会」の後席にと向かったのでした。
その模様はまた改めて。
今日楽屋出口で、はじめてお目にかかった正寳紀久子と申します。宝塚トップスターさんならぬ宝生流シテ方澤田宏二様の出待ちをしていました。毎日ブログを楽しみに拝見させて頂いているので、番組表にお名前を見た時からお姿を、と思っていました。私は観世流の謡仕舞を学んでいるので、宝生流の舞台を拝見する機会は少なく、青翔会や本日のような会で見ています
宝生流を習っている友達の勧めです。様々な写真や京都、松本、仙台、子供達の様子と豊かな内容で、とても楽しみです。今後ともお忙しい中どうぞ宜しくお願い致します
正寳様 昨日は励ましのお言葉ありがとうございました。これからも頑張ってブログ書いて参ります。またどこかの舞台でお目にかかれたらと思います。