亀岡の花々〜ユリの王様〜

今日は亀岡稽古でした。

京都二条駅近くの宿を出ると、35℃の強烈な熱気に包まれて、あっという間に汗だくになりました💦

ややぐったりとしながら亀岡稽古場に到着して、何か花は咲いていないかと探しに行ってみました。

春に比べて花は少ない季節ですが、遠目にとても大きな花が見えました。

もしかしたら見られるかもと期待していた

「ヤマユリ」

です。それも遠目にみても沢山の花が咲いているのがわかりました。

嬉しくなって暑さも忘れて早足で近寄ってみると…

6輪の大輪の花を咲かせた堂々たる「ヤマユリ」でした。

ヤマユリは発芽から開花までに最低でも5年かかるそうです。

また「1輪1年」とも言われるそうで、という事はこのヤマユリは少なくとも発芽から11年経っている事になるのです。

花のあまりの大きさ重さに、支えが無いと倒れてしまうようで、2本の支え木が添えられていました。

ヤマユリの花言葉は「荘厳」

まさに荘厳華麗なその姿は、

「ユリの王様」とも呼ばれるそうです。

「百花王」と呼ばれる「ボタン」とはまた一味違った豪華絢爛なヤマユリの花は、大輪の打ち上げ花火が夜空に開いたようにも見えました。

前回書いた「半夏生」は、房状の花とその周りの白くなった葉が、よりはっきりとわかるようになっていました。

雑節の「半夏生」が今年は一昨日の7月2日だったので、やはりこの頃は植物の「半夏生」も、一番の盛りを迎えるのでしょう。