第1回宝生会定期公演
本日は宝生能楽堂にて「宝生会定期公演」に出演して参りました。
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昨年までの「月浪能」と「五雲会」という形式を1日にまとめて、午前と午後の2部制で行う新しい公演形態です。
午前と午後合わせて4番の能と2番の狂言の番組が演じられます。
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私が内弟子の頃には1日4番の能が出る催しもあり、楽屋では内弟子仲間たちと久しぶりにその頃の話をしました。
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思えば私は昨年末の最後の「五雲会」の留の能「土蜘」でツレの頼光を勤めたのです。
そして今日は新しい「定期公演」での最初の役である「藤栄」の後見を勤めさせていただきました。
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公演形式は色々と変わって行きますが、気持ちは変わらず、一回一回の舞台をより良いものにする事を第一に精進して参りたいと思います。