合宿明けなのに…

今日は午後に江古田の個人稽古、その後田町稽古に移動しました。

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田町稽古場では、田町の会員さん達と並んで自治医科大学の青年が座って待っていました。

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彼とは一昨日の朝まで京大合宿で一緒にいたのです。

「合宿その後無事に終わったの?」

と聞いてみると…

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「はい!無事に終わりました」

謡い納めも滞りなく…?

「はい!14時頃まで謡っていました」

それはお疲れ様でした。

「その後BOXに戻って、稽古しました!」

え?

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確かに一昨日は月曜日で、夕方から宝生会の稽古日ではありました。しかし4泊5日謡い通し舞い通しの合宿明けです。。

ちょっと稽古して解散したのでしょうか?

「いえ、みんな普通に夜まで稽古していましたね。僕は夜行バスの時間があって20時頃にBOXを出ましたが、まだまだ稽古する感じでした」

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なんと。。

驚きを通り越してちょっと呆然としてしまいました。

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日曜日の晩は、全員の鸚鵡返しが終わったのが確か午前0時半頃でした。

それから打ち上げで、明け方まで起きていた部員もいるはずなのです。

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声も枯れ果て、膝は長時間の正座で限界に来ているに違いない彼らが、更に京大に戻って夜遅くまで稽古とは。

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20年以上稽古していても、京大宝生会のパワフルさには驚かされることばかりです。

このパワーを良い舞台に繋げられるように、私も彼らに負けずに全力でサポートしたいと改めて思いました。

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