2019吉備津神社子供能楽教室・開講式

今日は岡山の吉備津神社にて、子供能楽教室の開講式に出席して参りました。

この能楽教室は、去年が初開催で今回が2回目になります。

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午前中に岡山駅で家元始め何人かの楽師と待ち合わせました。

駅前の噴水が涼しげですが、実際はとても暑いです。。

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そして2両編成の「桃太郎線」に乗ってガタゴトと吉備津へ向かいました。

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車両の内装。車窓から見える風景。

無人の吉備津駅から神社までの松並木の参道。その脇に広がる長閑な田園風景。

そしてジリジリと灼かれるような暑さ。

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全てが1年前と全く変わっておらず、非常な既視感を覚えました。

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吉備津神社に到着しました。

いわゆる「吉備津造」の壮麗な本殿ももちろん去年のままです。

その向かって右側には、子供達が仕舞と謡を奉納する舞台にもなる「拝殿」が見えます。

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殆ど全てが変わらない中で、唯一去年と違っていたのが他ならぬ「子供達」でした。

人数が倍増していたのです。

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その増え方も、

「去年お姉ちゃんの稽古を見てやりたくなった妹さん」

「去年妹さんの舞台を見てやりたくなったお姉ちゃん」

というケースが多く、去年の教室を頑張った甲斐があったと嬉しく思いました。

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リピーターも多くて、去年見た顔とたくさん再会出来たのもまた有り難く嬉しいことでした。

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これから8月の1ヶ月をかけて、それぞれが仕舞1番と、謡「高砂 千秋楽」を稽古していきます。

今年の教室がまた来年にも繋がっていくように、一層頑張って稽古して参りたいと思います。

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