3大学合同「高砂」稽古
今日は夜に大阪の香里能楽堂で、土曜日開催の「七宝会」の申合がありました。
私は能「天鼓」の地謡を勤めました。
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その申合が終わって切戸から出ると、楽屋にはたくさんの大学生達が待っていました。
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来たる5月25日には、「第120回京宝連」にあたる「関西宝生流学生能楽連盟自演会」が大江能楽堂にて開催されます。
そして京宝連120回を記念して、京都女子大がシテ、同志社大と京大が混合で地謡を謡う祝言半能「高砂」が演じられるのです。
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今日はその「高砂」を、七宝会申合の後に満次郎師に稽古していただく日だったわけです。
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京女、同志社、京大の学生達が協力して作り上げる「高砂」の舞台。
今日の稽古ではそれぞれの大学を指導する能楽師3人も、同じく協力体制を組みました。
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同志社大を指導する山内崇生さんはワキの謡を。
京女を指導する石黒実都さんは笛の唱歌を。
そして京大を指導する私が太鼓をあしらって、総監督の満次郎師に稽古をつけていただいたのです。
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結果は「大体よろしい」と満次郎師に言っていただけました。
あとは申合を経て、本番までの2週間でより完成度を高めていければと思います。
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「高砂」以外にも、勿論京阪神各大学から多くの仕舞、素謡、舞囃子が出る今回の「関西宝連」。
皆様5月25日には是非京都大江能楽堂にお越しくださいませ。