カンカン森通り散歩
10連休も終盤になりました。
今日は私にとって連休中最後の空いている1日でした。
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実は自宅近所に以前から気になっている道がありました。
そこを今日は探索してみようと思い立ったのです。
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「カンカン森通り」。
最初に発見したのは夜に家に帰る途中で、何か突拍子も無いネーミングに思われました。
しかし調べてみるとなんと「カンカン森」とは400年近い歴史のある古い名前だったのです。
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三ノ輪の自宅から徒歩3分で「カンカン森通り」の入り口があり、そこから日暮里駅方面に道なりに10分程歩くと…
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マンションの隙間に小さな社がありました。
境内の広さはせいぜい5×10m程です。
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この社は「猿田彦神社」。
そして「カンカン森」とは正式には「神々森」と書くのでした。
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境内に由緒書きがありました。
それによると、今から約370年前に猿田彦神を祀って建立された神社だということです。
ちょうどその頃に、この辺りが非常に風景が良くて日の暮れるのを忘れて過ごしてしまう里であったために「日暮里」の名前で呼ばれるようになったとも書いてありました。
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この神社は「日暮里」の歴史を現代までずっと見守ってきたのですね。
そして大正時代までは境内はもっとずっと広く、木々が生い茂って昼なお暗い雰囲気でした。
その神々しさに、人はこの地を「神々森」と呼んでいたのだそうです。
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この猿田彦神社では毎年9月1日に例大祭が行われるそうで、境内横には御神輿でも仕舞ってあるのか倉庫が並んでいました。
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今年の9月1日にはそのお祭りを是非見てみたいものです。
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旅の神様でもある猿田彦神様に、明日からまた始まる移動の日々の無事を祈って社を後にいたしました。
静かに暮れていく連休最後の1日でした。