京大春合宿2019・その2
昨日は京大宝生会の春合宿初日でした。
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私は21時頃に仕舞の稽古を終えてから風呂に入りました。
風呂から出て「ヤヲハの間」で布団を敷いたり荷物の整理をしていると、まだ合宿所のそこら中から鸚鵡返しの声が聞こえてきます。
「まだ初日だから、皆元気だなぁ」と思いながら聴いていましたが、昨日は何と23時頃になっても全く同じ状況で皆稽古を続けていました。
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そして23時過ぎ頃にようやく稽古が一段落すると、今度は新3、4回生が集まって話し合いを始めました。
どうやら春以降の舞台の地割を決める会議のようで、これが日が変わる頃まで続きました。
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その間に新2回生数名は、パソコンを開いて何やら作業をしています。
聞くと新歓に使うポスターを作るために、観世会金剛会狂言会と宝生会のそれぞれの舞台の写真をPCソフトを駆使して合成して、そこに「能楽部」などの文字を書き込んでいく作業だそうで、こちらも深夜まで続いていました。
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そして今朝にはまた合宿所に鸚鵡返しの大きな声が昨夜と同じように響いていたのでした。
毎度のことながら、現役達は稽古と宝生会運営などの仕事を両方とも本当に一生懸命にやっていて頭が下がります。
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今は合宿2日目の22時前です。
昨日と全く同じようにそこら中から稽古の声が聞こえております。
今の努力はきっと新学期に実を結んで、京大宝生会はまだ見ぬ新入生を加えて一層元気に京宝連や全宝連の舞台に突入していくのでしょう。