2019年亀岡新年会
今日は各地での2019年新年会の最後を飾る(?)亀岡新年会がありました。
仕舞での初舞台という方がいらしたり、とても長い素謡があったりと、新年から皆さまかなり濃密な舞台に臨まれました。
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その充実の舞台が終わっての食事会でのお一人ずつのコメントがとても良かったです。
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例えばご主人が仕舞初舞台で、今回初めてご夫婦で仕舞を披露することになった方は、新年会前の1週間はお宅で毎日仕舞の話をされていたそうです。
また、ベテランの方は「最近仕舞を始める方が増えて、自分もまた新たな気持ちで仕舞稽古を頑張ろうと思いました」と仰いました。
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亀岡稽古場は非常に長い歴史があり、ベテランの方から初心の方までが一体になって稽古に取り組んでおられます。
初心の方は沢山の先輩方の知識を吸収して早く上達されますし、ベテランの先輩方も誰かに型や謡の知識を教えることで自らの型や謡のブラッシュアップになると思います。
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昨年後半から仕舞を始めた方が増えたことで、この理想的な相乗効果が一層顕著に見られた今回の新年会だったと感じました。
次回の舞台での初舞台を待っている人も多いという亀岡稽古場は、今年は一段と飛躍の年になる予感がいたします。