亀岡の花々〜蛍袋とカムパネルラ〜
今日は雨模様の亀岡稽古でした。
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去年のちょうど今頃に、ブログで「ホタルブクロ」の写真を載せました。
今年もそろそろ咲いているはずです。
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やはり雨に濡れながら綺麗に咲いていました。
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去年は赤い花だけでしたが、今年は白い花も撮れました。
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このホタルブクロの花は「釣り鐘」のようにも見えます。
今日また色々調べたところ、ホタルブクロ属の学名「カンパニュラ」は、実はイタリア語で「小さな鐘」を意味する「カンパネッラ」に由来していると知りました。
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去年のブログで、「カンパニュラ」が銀河鉄道の夜に出てくる「カムパネルラ」に似ているが、共通点が明確に見つからなかったと書きました。
しかし、小さな鐘「カンパネッラ」は、「カムパネルラ」とも書くことがあるようなのです。
やはり「ホタルブクロ」と「カムパネルラ」は、どちらも「小さな鐘」という意味で繋がっていたのですね。ようやくすっきりしました。
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そして今日は、もうひとつ楽しみがありました。
稽古が終わった20時半頃、あの杜若が咲いていたお堀に行ってみました。
すると…
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暗いお堀の奥で明滅する光がたくさん見えます!
星座のように瞬いているのは、今年初めて見る蛍でした。
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実際にはこの10倍程も光っていて、今年はもしかすると蛍の当たり年かもしれません。
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飛んでいる蛍を捕まえて、ホタルブクロに入れてみる時間は残念ながらありませんでした。
しかし今シーズンの蛍はまだどこかで見られるはずです。
そこにホタルブクロが咲いていたら、チャレンジしてみたいと思います。