大山崎新年会2018
今日は京都大山崎稽古場の新年会でした。
稽古場の宝積寺(通称宝寺)で、毎年美味しい「豚肉とレタスの鍋」を作って食べるのが恒例です。
この美味しいお鍋の作り方と写真は、昨年1月16日のブログに詳しく書きましたのでよろしければお読みくださいませ。
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大山崎稽古場は、私が一番最初に澤風会稽古を始めた場所です。
平成16年の暮れから稽古を始めました。
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そのすぐ翌年に最初の新年会で鍋を食べたので、もう14年も同じ鍋を食べているわけです。
しかし実は一昨年は新年会当日が大雪で、開催出来ませんでした(宝寺に向かう坂道が本当に急なので、大雪だとお寺に辿り着けないのです…)
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そして昨年も、やはり大雪の予報だったので宝寺での開催をやめて、会員さんの御宅で新年会をしたのです。
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そして今年。
ようやく穏やかな天気に恵まれて、3年ぶりに宝寺で新年会が出来ました。
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紫明荘組からのお2人も交えて、これも恒例の「鶴亀」を皆さんで謡って、少し稽古をしてから鍋をしました。
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年末から野菜の値段が高騰していて、会員さんが育てているネギや大根の生育具合も良くなかったそうですが、何とか例年と全く同じ具材の鍋が出来上がりました。
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食べているシーンは、あまりの美味しさに無我夢中で食べていた為に写真を撮るのをすっかり忘れておりました。。
なので、食べ終わって大満足している皆さんの写真です。
この広間で仕舞や謡の稽古をすることもあります。
宝寺は約1300年の歴史を持つ古刹で、有名な「天王山の戦い」では豊臣秀吉がこの宝寺の境内に陣地を設けたそうです。
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その他にも、交通の要衝であった大山崎には、歴史に残るエピソードが沢山あります。
そして実は大山崎稽古場の皆さんは、「大山崎ふるさとガイドの会」の会員でもあり、詳しい解説をしながら山崎近辺や京都などを散策する「ウォーキング」を度々開催しておられます。
いわば「歴史解説のプロ」なのです。
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歴史ある宝寺で、謡や仕舞の稽古と共にそれらの歴史の勉強も出来る大山崎稽古場。
毎月一度、月曜日の朝10時から稽古しております。
興味を持たれた方は、是非お問い合わせくださいませ。
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美味しいお鍋も待っております。