和氣乃會に出演致しました
今日は水道橋宝生能楽堂にて、ワキ方の御厨誠吾師主催の「第2回 和氣乃會公演」に出演して参りました。
ワキ方の「ワキ」と和氣藹々の「和氣」をかけたネーミング、素敵なセンスだと思います。
実は御厨さんと私は共に学生クラブ出身であり、その昔金沢の全宝連大会で私が酔い潰れた時に御厨さんに大変世話になったことがあります。。
しかも今日の会のテーマが「能とお酒の饗宴」…。
お酒が出てくる能は沢山ありますが、今回宝生流の演目は、お酒の神様である「松尾明神」をシテとする舞囃子「松尾」でした。
能楽堂には英国出身の日本酒杜氏フィリップ・ハーパー氏もいらして、御厨さんと対談をされるとのこと。
対談の題名「能とお酒〜時空を超えて旅するタイムマシン」というのも大変素晴らしい言葉だと思います。
昔の日本人の心がそのまま現代に運ばれて来て、今の能や日本酒がある訳で、確かに能や日本酒はタイムマシンと言っても良いのですね。
帰りには、フィリップ・ハーパー氏の醸した今日の公演のための特製の日本酒を頂きました。
今夜は潰れないように気をつけて、このお酒をゆっくりいただこうと思います。
御厨さん、ご盛会おめでとうございます。