浴衣割引
能楽師の中では、普段から着物や浴衣で生活している方が多く見受けられます。
私はと言うと、特別な場合を除くと普段はチノパンに薄手のシャツという洋装のラフな格好が定番です。
これは個人的な理由で「大きな荷物を持って早歩きしたり走ったり、階段を急いで昇り降りする為」なのです。
しかしここ最近は、京都でも東京でも、一般の方々で浴衣の人を多く見かけます。
お祭りや花火大会のシーズンだからなのでしょう。
浴衣の人とすれ違う度に、「私もカバンの中には着物一式が入っているのだぞ…!」と無駄な対抗意識を燃やしたりしておりましたが、昨日電車の吊り広告で某スカイツリーのビアガーデンが「浴衣で来店の方は500円OFF!」というのを見かけました。
「浴衣や着物を着るだけで割引」というのは、考えてみれば私の職業には大変有り難い話です。
そういえば京都の某M○タクシーにも「着物浴衣割引」があった気がします。
大きな荷物が無い日には、積極的に浴衣で出歩いて、そういう割引の恩恵に預かるのも良いかな…と思いました。
しかし結局いつも大きな荷物で出かけることになってしまうのが悩みの種なのです…。
短めですが今日はこれにて。