着物が好きな子供達

昨日6月6日は、子供が6歳になると芸事の稽古を始めるのに良い日だそうです。

世阿弥も満年齢の6歳位で稽古を始めるのが良いと書いていますが、最近はもう少し早く稽古開始する子が多い気がします。

澤風会松本稽古場でも、5歳にして早くも3番目の仕舞を稽古している男の子がいます。

一昨日の月曜日に稽古に行くとお母さんが、「子供が今日はどうしても紋付を着て稽古したいと言うのです」。

その子はこの8月の合同浴衣会「七葉会」で宝生能楽堂デビューも決まっています。本番を想定した稽古も良いと思い、きちんと紋付袴を着付けて仕舞「鶴亀」を稽古しました。

とても嬉しそうで、帰った後も「幼稚園にも紋付袴で行きたい!」と言ってお母さんに宥められているそうです。

そう言えば、江古田稽古場で今はもう高校生になった女の子も、稽古を始めた幼稚園の頃はいつも着物で、幼稚園にも着物で行っていたようです。中学生になった頃からさすがに洋服になりましたが、今では芸歴10年のベテランです。

松本の男の子も、8月に能楽堂デビューして、今後もずっと続けて行ってくれたらと思います。

着付けはいつでもしますので。

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