宝生坂
今日は自分の稽古をしに宝生能楽堂に行きました。
来月大阪の七宝会で舞う能兼平の稽古です。兼平は前半が船、後半が床几によってシテの動きが制限される為、大変難しく感じます。
まだ取り掛かりの段階なので、これから稽古を重ねて練っていきたいと思います。
写真は宝生能楽堂の門松と、その右手にちょっとわかりにくいですが坂が写っています。この坂は忠弥坂とも呼ばれますが、我々は内弟子時代から宝生坂と呼んでいました。
結構な急坂で、体育会系の人がトレーニングしている位です。
私は宝生能楽堂からの帰りには、この宝生坂を登って御茶ノ水か秋葉原に抜けることが多いのです。途中聖橋や湯島聖堂などもあり、歩いてなかなか楽しい道です。また追々、自分に関わるいろんな場所の紹介などもしていきたいと思います。