七葉会のお知らせ

今から約二週間後の8月11日(金・祝)、12日(土)に、水道橋宝生能楽堂にて「七葉会」が開催されます。

この七葉会は、東京芸大時代に学年が近かった7人の宝生流若手が集まって、それぞれの社中会のお弟子さん達の仕舞、謡、舞囃子などを合同で発表する会です。今年で7回目になります。

7年前に始めた当初は構成メンバーは5人でした。

当時宝生流重鎮の今井泰男先生が、「ひとりで会をするのが難しい若手は、何人か集まって宝生能楽堂を使って会をすれば良い」と仰られました。

それを受けて、「それでは本当にやってみようか」と思い切って5人で船出したのです。

3年目から7人の固定メンバーになり、5年目からは番数が増えて2日間になりました。

会の運営のイロハから、当日の舞台の地謡まで、とにかく自分達で勉強しながら手探りで進んで参りました。

「問題が起こったら、都度全員で相談しよう」という、先輩後輩の垣根をあまり意識しない体制が奏功したのか、大きなトラブルの無いままに第7回まで辿り着いた訳です。

この会の歩みと共に、メンバーも結婚したり、披き物の大事な舞台を勤めたり、子供が出来たり…とそれぞれの人生を歩んで来て、今年はひとりが産休、ひとりは長男が仕舞デビューします。

勿論お弟子さん達も、7年間を経て皆さんとても上達され、また新しい顔ぶれも増えました。

皆さま再来週の金土は是非宝生能楽堂に応援にいらしていただき、7年間の修行を経た我々七葉会の「今」を御覧くださいませ。

どうかよろしくお願いいたします。

七葉会:於宝生能楽堂

8月11日朝9時〜18時頃

8月12日朝10時〜17時半頃予定

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です