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“サカ盛”って誰ですか?

今日は京都大原の京大宝生会春合宿にやってきました。

いつもの合宿所の「民宿きつね」には、一回生6人を始め若手OBOGもたくさん集まって賑やかな様子でした。

昨年は人が少なかったので、有り難いことです。

合宿も終盤にさしかかり、皆それぞれ声が枯れ気味で膝が痛そうです。

それでもやはり今年の一回生の熱心さは規格外で、昨夜などは午前1時頃まで謡の稽古をしていたそうです。

その時の面白エピソードを晩御飯の時に聞きました。

昨夜の日が変わった頃に、合宿所の2階で一回生女子と若手OGが「敦盛」の謡を鸚鵡返ししていたそうです。

その部屋に一回生男子が入ってきました。

OGが「1階では何をしているの?」と聞くと一回生男子は、

「一部は”藤”の鸚鵡返しをしていて、一部は酒盛りしてます」

すると一回生女子が、

「え、”サカ盛”?それどんな曲?」

…どうやら敦盛の親戚の”酒盛”さんだと思ったようです。

全てが能に関わる単語に変換されるとは、ある意味見上げた姿勢だと思います。

今夜も私のすぐ横では一回生男子とOBの「嵐山」の熱い鸚鵡返しが行われており、まだまだ稽古は続いていきそうです。。

2件のコメント

  1. 久しぶりに貴サイトを拝見したら、ブログが復活していました!
    また覗かせていただきます。
    合宿も実りが多そうで、あととても楽しそうで喜ばしいです。
    新年度の新歓も応援しています。

    1. ありがとうございます!合宿では新歓の出し物の稽古もしっかり出来ました。今年もたくさん入ってくれると良いです。

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