七葉會無事終了いたしました
本日水道橋宝生能楽堂にて、「七葉會」の舞台が無事に終了いたしました。
この大変な状況下にもかかわらずいらしていただきました沢山の皆様に、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
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ひとつの舞台を企画してから本番を迎えるまでに、「中止されずに開催されること」をこんなにまで祈った舞台は初めてでした。
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様々な感染防止対策をとりつつも、直前までニュースの感染者数などに一喜一憂する毎日でした。
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何とか始曲にこぎつけて、久々にシテとして舞う舞囃子「井筒」の舞台に立ちました。
舞台上では、実際に生身で正対するお客様の微妙な空気感を肌で捉えながら舞うということの大切さ、難しさを改めて感じました。
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やはり生の舞台あっての能役者なのです。
今日の舞台が無事に開催出来て、多くのお客様にいらしたいただけたことは、重ねて本当に有り難いことだと思います。
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終了後にはいつもはロビーに出ていきますが、今回は屋外のスペースで距離を保って御挨拶をさせていただきました。
懐かしい七葉会会員の皆様にたくさんお会いできて、これもまた嬉しいことでした。
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全てが終わって着替えてから、七葉會の7人は再び楽屋に集合しました。
次回以降の「七葉會」のことを話し合ったのです。
そして来年中に第2回の「七葉會」を開催しようという意見でまとまりました。
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日時、番組などはまた決まりましたらお知らせいたします。
大変な状況はまだ終わりが見えませんが、我々7人は何とか前を向いて歩いて参りたいと思います。
皆様今後ともよろしくお願いいたします。