汐入大橋の大寒桜
今日は家の近くの隅田川まで歩いて行きました。
「千住大橋」と「汐入大橋」の間の河原には広いスペースがあるので、「盤渉楽」の舞の稽古をしようと思ったのです。
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澤風会の番外舞囃子「邯鄲 盤渉」は、笛の流儀が当初の”一噌流”から”森田流”に変わることになりました。
なので稽古も一からやり直しなのです。
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型付けを手に舞い始めてみると、一噌と森田では”時間の余るところ”と”忙しいところ”が全く異なることがわかりました。
また足拍子の数も違います。
そして、一噌では足拍子が通常の楽と盤渉楽で全く一緒なのですが、森田では通常と盤渉で足拍子も異なる箇所がありました。
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中々難しい”森田流盤渉楽”ですが、この機会に一噌流盤渉楽と同時に身に付けるようにしたいと思います。
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帰り際に、「汐入大橋」のたもとでこんな光景を見かけました。
桜が咲いていたのです。
見たところソメイヨシノに見えましたが、いくらなんでも開花が早過ぎます。
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今年の暖冬の影響はここまで極端なのか…
と暗い気持ちになりかけましたが、調べてみたら別の品種なのでした。
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「大寒桜(オオカンザクラ)」という種類で、寒緋桜と大島桜の交雑種だそうです。
ちょっと安心いたしました。
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ソメイヨシノがこのように綺麗に開花する頃には、新型肺炎が何とか沈静化していることを祈るばかりです。