新しい月を眺めて
すみません今日は能にほとんど関係無いお話です。
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「E.T.」というスピルバーグ監督の映画があります。
私がまだ中学生の頃に上映されました。
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そのE.T.を、私は当時住んでいた高田馬場の古い映画館で観て非常に感動した覚えがあります。
主人公の少年がE.T.と一緒に自転車で宙を飛んで、背後に大きな月が浮かんでいるシーンが印象的でした。
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そして今日スマホで、そのE.T.の4分間だけの続編が作られたというニュースを知り、映像も観ることが出来たのです。
あの月と自転車のシーンなどもリメイクされており、再び感動いたしました。
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今日の夕暮れには、東京三ノ輪のビルの谷間に浮かぶ、新しく生まれた月を見ました。
その右斜め下の明るい星は木星でしょうか。
あの二週間前の満月から、京大宝生会の舞台の成功を経てこの月を眺められるのは幸せだと思います。
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次の満月は、まさにE.T.と少年が宙を飛んだ時期に当たります。
そしてその頃には次の舞台「関西宝生流学生能楽連盟自演会」が控えています。
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充実した稽古を経てその満月を迎えられるように、また頑張って稽古して参りたいと思います。
私はE.T.の存在を信じているので、いつの日か私の前にも現れてくれないかなぁと願っております。。