宝積寺への急坂

今日は京都の大山崎稽古でした。

大山崎稽古場は天王山の中腹にあります。

JR山崎駅から出て、線路に沿って京都方面に少し歩くと踏切があります。踏切の向こうに見えるのが天王山です。踏切を渡ると…目の前に長い坂が現れます。この坂はスキー場の上級コース並みに急で、しかもとても長いのです。宝積寺まで約10分間、途切れなく急坂が続きます。夏はお寺に着く頃には汗だくになります。何とかこの坂を登り切ると…宝積寺の山門に到着しました。宝積寺は聖武天皇の勅令を受けた行基上人による開基と伝えられ、「聖武天皇勅願所」の石碑が見えます。

山門の左右では重要文化財の金剛力士像が睨みをきかせていらっしゃいます。

「今日もよろしくお願いいたします」と心中で念じつつ、山門をくぐって本堂に向かいます。

稽古の前に先ず本堂にお参りします。ここで息を整えて、いよいよ稽古場へ。

高砂の謡と、蝉丸、高砂の仕舞を、今日も頑張って稽古いたしました。

境内の様子は、またの機会に。

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