OBOG会での”御囃子”
昨日4年ぶりに開催された
「京大宝生全国OBOG会大会」
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これまでのOBOG会同様に仕舞と素謡がたくさん出ましたが、今回はそれに加えて「囃子」が数番出たのです。
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「独管」、「大鼓独調」、「居囃子」
それぞれの囃子方は全て若手OBOGでした。
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この4年でそれぞれ熱心にお囃子の鍛錬を重ねて、腕を磨いてきたようで、何れも聴き応えのある舞台でした。
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「独調天鼓」は、1人の謡で大鼓と対峙するのは大変なのですが、最後まで張りのある謡が持続していました。
大鼓もそれに負けじと非常に気迫のこもった掛け声でした。
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「居囃子経政」は、謡と囃子を合わせるのが難しい箇所もあるのですが、よく稽古を積んできたようでこれも最後までバランスが崩れる事なく終えられていました。
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一昔前には、謡の稽古に囃子の知識は要らない、むしろ邪魔になる、という考え方もありました。
しかし昨日の経政などを聴いていると、やはりお囃子がわかっていると、部分部分での謡の位取りが正確になると思われました。
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この先も、囃子を出せる舞台があれば積極的にチャレンジしていって欲しいと願っています。