崇寶会大盛会でした

昨日ブログにてお知らせいたしました

「崇寶会三十周年記念大会」

が本日宝生能楽堂にて開催され、盛会のうちに無事終了しました。

能「経政」シテの京女宝生会OGさん(東川尚史さんの奥様)は、経政が最後なのにもかかわらず、朝から能楽堂に来て最初の能「龍田」の楽屋撮影係としてせっせと働いておられました。

働き者で色々と気の回る、素晴らしい方なのです。

そしていよいよ終盤になり、能「経政」の装束を付け始めた時の事です。

なんと楽屋に10人以上ものシテの”応援団”の方々がドッと入ってこられたのです。

装束を付けている回りをずらりと取り囲んで、熱心に装束付けをご覧になっておられました。

こんな賑やかな装束付けの光景は初めて見ました。

やはりシテのお人柄の故なのでしょう。

舞台が無事に終わって、能楽堂ロビーで宴会がありました。

その宴会の最後に「経政」の地頭をされた東川光夫師が挨拶されて、「親しい身内の能の地頭をする事はとても嬉しかった」としみじみとお話しされたのがとても感動的でした。

他にも52年ぶりに舞囃子をされた方がいらしたり、たくさんの熱演があった舞台でした。

今度はいよいよ私の番になります。

次の週末3月9日、10日の「澤風会郁雲会」

に向けて、明日からラストスパートをして参りたいと思います。

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