実習の合間をぬって
一昨日は宝生能楽堂での能稽古の後で、栃木にある自治医大宝生会の稽古に行って参りました。
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自治医大はやはり実習や試験が多くて大変そうです。
5年生の1人は年明けから遠い南の島で実習、また1年生と3年生は非常に難しい試験があったりして、中々稽古に来られないのです。
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その中でも、5年生の2人は学内での実習の合間をぬって稽古に来てくれています。
先月に一度稽古に行った時には、実習が大変そうなので短い仕舞「安宅」と「猩々」を稽古しました。
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ところが2人とも、この短い2番をすぐに出来るようになってしまいました。
さすがに優秀な記憶力です。
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なので、ちょっと長めの仕舞「嵐山」を追加で稽古する事にしました。
これは3月9日、10日の「澤風会郁雲会」に向けての稽古でもあります。
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一昨日は2人だけの稽古だったので、「嵐山」2回ずつを2セット稽古できました。
先月と今回の稽古で、2人とも「嵐山」をほぼマスターしてくれました。
澤風会郁雲会本番が楽しみです。
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今は試験や実習が終わっていない人達も、澤風会郁雲会本番には試験や実習を終えて応援に来てくれると思います。
来月末には第2回目の自治医大宝生会合宿も計画されています。
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次の大きな舞台である6月の全宝連京都大会に向けて、そしてその前の4月の新歓に向けて、自治医大宝生会もまた全員揃って盛り上がっていってほしいと思います。