第16回澤風会京都大会を開催いたします
皆様 大変ご無沙汰いたしております。
世の中は依然として不安定な状況が続いておりますが、今週末の9月24日に京都大江能楽堂にて、
「第16回澤風会京都大会」
を開催させていただきます。
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2019年までは秋に大江能楽堂で澤風会京都大会を開催するのが常でしたが、コロナ禍以降は中止や延期をせざるを得ず、秋の京都大会開催は3年ぶりになります。
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番組もコロナ以前と比べるとやや少なめですが、舞囃子4番と、最後には能「蝉丸」が出ます。
能「蝉丸」の逆髪民谷渉君と蝉丸村井伊織君は、この度宝生流教授嘱託の資格を取る事になり、今回の能が嘱託披露の舞台になります。
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「蝉丸」は特に謡が逆髪蝉丸ともに難しく、それぞれが独りで謡う部分と、2人の掛け合いの部分で如何に曲の雰囲気を出せるかが大事だと思います。
本番前日まで稽古があるので、最後まで妥協せずに、より良い舞台を目指して頑張って稽古いたします。
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他にも初舞台の人、久々に仕舞を出す人、長刀に挑戦する人など、制約のある中でそれぞれが新たな目標に取り組んで参りました。
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これからはまた毎年秋に澤風会京都大会を開催したいと思っております。
澤風会のリスタートとも言える今回の舞台を、どうかご覧くださいませ。よろしくお願い申し上げます。
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第16回澤風会京都大会
9月24日午前11時半始曲
於京都大江能楽堂
京大宝生会でお世話になった矢島仁の母です。
この度は 澤風会京都大会開催 おめでとうございます。
実は先日 仁の弟が近江神宮での挙式後、家族だけのお祝いの席で 急遽 仁が高砂の一部分を解説付きで披露してくれました。卒業後 謡から離れて久しい息子でしたが 私の心配を他所に 朗々と演じてくれ、お祝いの席にふさわしい良い雰囲気を作ることが出来ました。
これも大学時代 澤田先生のきっちりしたご指導の賜と先生に改めて感謝の気持ちをお伝えしたく コメント欄に書かせていただきました。ありがとうございました。