嬉しい報せ
昨日5月22日は、本来なら大阪香里能楽堂にて「春の関西宝連」という学生自演会が開催されるはずでした。
しかしその舞台は緊急事態宣言中のために来月に延期になってしまいました。
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私の予定も空白になったのですが、水道橋宝生能楽堂の舞台がやはり催し延期のために空いていることがわかりました。
私は来月6月12日の「七宝会」で能「氷室」のシテを勤めるので、その稽古をしに水道橋に向かいました。
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そして夕方稽古を終えて、楽屋でスマホのメールを見てみると、とても嬉しい報せが届いていたのです。
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今年はゴールデンウィーク期間から何度か、「新歓企画・鶴亀謡体験」というのをzoomで開催していました。
その時に参加してくれた新入生の1人が入部を決めてくれたようなのです。
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今年はすでに2回生が2人入部してくれていました。
更に、この春に東大から京大大学院に進学した院生が、”東大宝生会出身”というかつて無い経歴で京大宝生会に加わってくれていたのです。
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そして今回は1回生、しかも待望の男子が入ってくれました。
これで4月以降に4人の新しいメンバーが増えたことになり、京大宝生会は昨年の新入部員ゼロという状態から何とか息を吹き返したと言えます。
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コロナウイルスはまだまだ予断を許さない状況ですが、新しい顔ぶれを加えてまた合宿したり、大きな舞台に立ったりする日を夢見て、今出来る活動を地道に続けていきたいと思います。