4ヶ月ぶりの五雲会開催

今日は水道橋宝生能楽堂にて、明後日20日に開催の「五雲会」の申合がありました。

私は能「杜若」の後見を勤めました。

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「五雲会」の開催は2月以来なので、実に4ヶ月ぶりになります。

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この五雲会を皮切りにお客様を前にしての公演がようやく再開されるわけですが、これからの舞台は

「楽師が安全に演ずること」そして

「お客様に安心してご覧いただくこと」

が何より重要になってきます。

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今回の五雲会も、

「見所の座席数を定員の半数(約230席)に減らす」

「地謡は覆面をした上で5人が横一列に離れて座る」

などと言った沢山の対策をとりつつ開催されます。

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そして座席を減らすにあたっては、座らない座席の上にある工夫をすることで、お客様に少しでも楽しんでいただけるようにしてあります。

なんとその工夫には京大宝生会の学生も一部関わっているのです。

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能楽を含めた舞台芸術全体が、この先は感染症と共存しながら生き残る道を探っていかねばなりません。

明後日の五雲会にどのくらいのお客様がいらしてくださるか、またそのお客様の反応、ご感想は如何なるものなのか。

今後の舞台活動のひとつの基準となるかもしれない重要な「五雲会」になりそうです。

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