2020年春の院展に行って参りました

昨日の昼間に、日本橋三越に「春の院展」を見に行って参りました。

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昨日が初日でしたが、平日昼間というのとコロナウイルスの影響で、人は例年よりもかなり少なめでした。

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人口密度の低い会場で、いつもよりも自由に絵画の迷宮をふらふらと行ったり来たりして楽しみました。

しばらく色々な絵を見てまわって感じたのは、「今回は”扉”のモチーフが多いなあ」ということです。

固く閉ざされた、重々しい木の扉の絵などが印象的でした。

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閉じられた扉の向こう側には何があるのだろうか…

やはり重厚な寺院だろうか、それとも広々とした庭園なのか、あるいは深い森の奥に続く道が現れるのか…

と想像力を非常に掻き立てられます。

そして、何となく閉塞感を感じる昨今の状況を表しているのかな…とも思いました。

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田町稽古場の会員さんの絵もじっくりと拝見しました。

黄金色と白銀色に描かれた”アザミ”の花に、静かな強い力を感じました。

今回もお誘いいただきありがとうございました。

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帰って間もなく都知事の会見があり、東京はますます大変な状況になって来たようです。

「院展」に行くのも中々困難になってしまうかと思われますが、4月6日まで開催されているそうですので、状況が落ち着いてきたら皆様どうか見にいらしてくださいませ。

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