第65回同明会に出演して参りました

今日は京都観世会館にて、京都の御囃子方主催の「同明会」に出演して参りました。

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今回はシテ方五流が揃っての、舞囃子を中心とした舞台でした。

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曲の位取りや、舞の種類や寸法、またシテが謡う箇所などが流儀によって異なるということは、頭ではわかっています。

しかし、喜多流の舞囃子「三輪」などを拝見すると、途中で何度も驚きがありました。

「ここでシテ謡が来るのか!」

というように宝生流との違いに驚くことがある一方で、

「神楽」のいわゆる”直り”の後が宝生流とほぼ同じ位取りだったことに逆に驚いたりしました。

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大変勉強になる舞台でした。

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今日の京都観世会館はお客様も多く、普段と変わらない様子に見えました。

しかしこの数日で、延期や中止になった舞台の話をいくつか聞くようになりました。

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感染拡大の事態は急には改善されそうにありません。

皆様の健康を第一に考えて、また自分自身が感染を拡大させるようなことが無いように、適切な判断をしつつ行動したいと思っております。

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