2019年最後の五雲会
昨日は京大稽古の後に最終の新幹線で東京へ。
そして今日は午後から水道橋宝生能楽堂にて開催された「五雲会」に出勤いたしました。
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私は能「融」の地謡を勤めました。
いつもながら、この「融」という曲の完成度の高さには感銘を受けます。
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特に”田子”という潮を汲む桶を扱うシテの所作と、その”田子”の舞台上での形態変化は、何度見ても目を奪われてしまいます。
いつか演じてみたい曲です。
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この「融」の地謡で、今年の私の宝生能楽堂での舞台は全て無事に終わりました。
ちょっと気が早いのですが、来年まで会わない楽師達に「良いお年をお迎えください!」
と挨拶して能楽堂を後にしました。
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そしてその足で東京駅に向かい、京都への新幹線に乗りました。
明日は朝から香里能楽堂にて「関西宝生流学生能楽連盟自演会」です。
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関西宝連の学生さん達は今頃、ドキドキしながら明日の準備をしていることでしょう。
どうか良い舞台になりますように。
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私も京都に着いたら早く休んで明日に備えたいと思います。