冷や汗ものの解説…

昨日は大阪船場にある坐摩神社(これで”いかすり神社”と読むのです)の境内にて薪能「草薙」の地謡を勤めました。

そして今日はやはり大阪の、仁徳天皇陵に隣接した大仙公園日本庭園にて、薪能「マクベス」の地謡を謡いました。

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この2公演は地謡もひとつのヤマでしたが、私にとっては「解説」を仰せつかったのがむしろ大ごとでした。。

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特に今日の新作能「マクベス」。

正直な話、私はシェイクスピアの戯曲に関する知識などほぼ皆無です。

そんな人間が解説をするなど、シェイクスピアや能「マクベス」の作者の先生など各方面に失礼になるのでは…

と内心冷や冷やしながら、何とかかんとか15分ほどお話しをさせていただきました。

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この秋は、泉涌寺での能「舎利」の時にも、泉涌寺の徳の高い僧侶様の前での解説を仰せつかり、今日と同じような冷や汗をかきました。。

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極度に緊張すると早口になるのが私の欠点のひとつです。

昨日も今日も注意されてしまいました。

舞台度胸ならぬ「解説度胸」をもっとつけて、緊張してもゆっくり丁寧にお話し出来るようにしたいと思います。

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