陸奥の海の幸・山の幸
今日は朝からラジオ録音に参加しました。
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曲は「融」で、私は地謡でした。
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昼前には録音を終えて、水道橋で能「葵上」の稽古をしてから午後の東北新幹線に乗り込みました。
今日は夕方から仙台稽古だったのです。
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能「融」に出てくる”千賀の塩釜”は、仙台からほど近い場所にあります。
ちょっと足を伸ばせば行けるのですが、今日は葵上の稽古時間を優先しました。
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塩釜には行けませんでしたが、せめてもと思い仙台稽古場に向かう途中にある”市場”を覗いて行くことにしました。
何か秋を感じる陸奥の海山の幸に会いたいと思ったのです。
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先ずは今年は不漁と言われる「秋刀魚」。
私が京大現役の頃は、1匹50円でしたが…。
そういえばまだこの秋に秋刀魚を食べておりません。どこかで食べたいものです。
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シーズン終盤と思われますが、「戻り鰹」も沢山並んでいました。
鰹はタタキも刺身も好きなので、みているとお腹空いてきました。。
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山の幸も色々ありました。
毎年見る「アケビ」や「栗」。
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「ナメコ」に「アミタケ」。
ナメコはかなり大振りです。
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そして天然物と思われる見事な「ヒラタケ」の隣には、なんと「原木舞茸」が。
木の根元に生えているのを見つけると、嬉しさに舞い踊ってしまうのでその名がついた「舞茸」。
市場で見つけたので舞い踊る訳にはいきませんでしたが、こちらも出来ることなら食べてみたいなぁと思いました。。
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秋刀魚に戻り鰹、ナメコとヒラタケに原木舞茸。これ全部買うと3500円です。
舞茸を諦めれば2000円。
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買って帰って、秋の夜長に仲間たちと酒宴でも開けたら良いだろうな…
と頭の中で楽しい想像をしつつ、気持ちを切り替えて仙台稽古場へと急いだのでした。