「演歌の似合うねぶた」その後…
昨日は松本から青森に移動しての稽古でした。
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夕方青森に到着すると、まだ稽古開始までは1時間半ほど時間があります。
私はすぐに観光物産館アスパムに向かいました。
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正確にはアスパムの麓にある「ねぶた小屋」を目指したのです。
三角の巨大な建物が”アスパム”、その左下にあるクリーム色の倉庫のような建物が「ねぶた小屋」です。
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5月末の青森稽古の時に、夜遅くに演歌を流しながら作業している「ねぶた小屋」を見つけて、その後の様子が気になっていたのです。
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早速その小屋に行ってみました。
小屋は閉まっていましたが、隙間が開いており、中では作業が進められているようです。
「すみません、ちょっと見学させていただいてもよろしいでしょうか?」と中に声をかけると、幸いにも「いいですよ」とのご返事が。
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中にはかなり製作の進んだ「ねぶた」が並んでいました。
これは”七福神”でしょうか。
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龍の頭のようなものや…
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何だかわかりませんが大きな物が…。
製作途中でも圧倒的な迫力を感じます。
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そして今回私が何より気になっていたのが、「今日も演歌が流れているだろうか?」ということでした。
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…しかし結果的には、なんと演歌ではなく普通にラジオが流れていたのです。
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何となく少しだけ残念に思った私は、稽古を終えた深夜に再びねぶた小屋を訪ねてみました。
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やはりあの小屋には明かりが灯っています。夜遅くまで作業されているようです。
そして近寄って耳をすますと…
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なんと今度はヒーリング音楽が聴こえてきたのでした。。
演歌は前回たまたま流れていた、ということのようです。
ようやくスッキリしました。
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今回は他にも明かりのついた小屋がいくつかあり、ねぶた祭本番をひと月後に控えて製作作業も佳境に入っているようです。
テントに映る「ねぶた」のシルエットが綺麗でした。
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今年もねぶた祭本番は観られそうにありませんが、祭の成功を祈りつつ。