記憶に残る日にするために
私が能「鵜飼」のシテを勤める「五雲会」が、いよいよ明日本番を迎えます。
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今回は澤風会郁雲会の皆さんに加えて、京大宝生OB会の方々、また京都からは京大宝生会現役達、そして松本から、仙台から、青森からも、合わせて50人を超える知己の方々が観にいらしてくださる予定です。
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そして驚いたことに、15年前に京大宝生会で能「鵜飼」のシテを舞ったOBが、ドイツから今回の私の「鵜飼」に合わせて一時帰国して観に来てくれることになりました。
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さらに。
京大宝生会から今春自治医科大学に転学した青年が、早速能楽部を立ち上げた話を先日ブログに書きました。
その自治医科大学能楽部員と顧問の教授が、明日初めて宝生能楽堂にやって来るというニュースもあるのです。
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明日は色々な意味で記憶に残る日になることでしょう。
でも先ずは能「鵜飼」の舞台を無事に勤めることが第一です。
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今朝は渋谷のNHKに行き、ラジオ録音で「采女」の地謡を謡いました。
その後に水道橋に行き、昨日の申合で御指摘いただいた点をいくつか修正するための稽古をしました。
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胴着など明日必要なものの準備も終わって、あとは静かに本番を待つばかりです。
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皆様明日はどうかよろしくお願いいたします。