初めての関宝連見学

今日は朝から昼過ぎまで、つつじヶ丘の中学校で能楽教室がありました。

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そして終わってすぐに、亀井雄二君の車で水道橋に急ぎました。

午後2時より宝生能楽堂にて「第132回関東宝生流学生能楽連盟自演会」、通称”関宝連”が始まるのです。

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私は関西で京大宝生会を教えているので、これまで”関宝連”を見ることが殆どありませんでした。

しかし今日は”関宝連”に関係する、ある大切な約束があったのです。

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実はこの春から稽古を始めてくれた「日本女子大学」の新入生達が、今回の”関宝連”を観に宝生能楽堂に来てくれることになっていたのです。

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土曜日も午後まで授業があるという多忙な新入生3人は、16時頃に能楽堂に到着しました。

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そして全員が初めて能楽堂に入るということなので、舞台の合間に少しずつ解説を入れながら、最後の東大宝生会の舞囃子「敦盛」まで2時間ほどじっくりと”関宝連”を観てもらいました。

関西宝連とはまた違う雰囲気の、とても良い舞台でした。

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終了後に楽屋で「反省会」があり、その席で関宝連の皆さんに「日本女子大で今年から稽古を始めた新入生です!」と彼女達を紹介して、盛大な拍手で迎えていただきました。

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まだ次の関宝連の舞台に出られるかもわからない状態で、これから手探りで一歩一歩進んでいこうとしている日本女子大です。

しかし、今日同世代の学生さん達の舞台を観て、その学生さん達に好意的に接してもらえた経験は、大きなプラスになったと思います。

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願わくば冬の関宝連大会で、今度は日本女子大学の舞台を皆さんに観ていただきたいものです。

それを大きな目的にして、しかし焦らずに前進していけたらと思っております。

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先ずは近々の目標として、来週木曜日に日本女子大で予定されている新歓イベントを頑張って、1人でも仲間を増やしたいと思います。

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