歩きながら謡を覚えること

今週は覚えるべき謡が沢山ありました。

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東北新幹線や東海道新幹線で大方は消化したのですが、最後にボスキャラが一曲残ってしまいました。

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「当麻」です。

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舞囃子の地謡部分なので、ページにすると僅かなのですが、内容がとにかく難しいのです。

仏教用語が頻繁に出てくる曲は他にもあります。しかし当麻では…

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「為。一切世間。説此難信。之法。是為。甚難。」

というように、最早読み方すら判らない言葉が羅列されているのです。。

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新幹線で「当麻」の小本を開いていても、眠気が襲ってくるばかりでちっとも頭に入ってくれません。

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こんな時私は「歩きながら覚える」という手法をとることがあります。

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今日の場合だとシャツの胸ポケットに小本を入れて、片手でキャリーバックをコロコロ引きながら覚えていきます。

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「歩きスマホ」ならぬ「歩き小本」も危ないので、本は見ないで文句を小声で口ずさみながら歩いていき、わからなくなった箇所を信号待ちの間に小本で確認するのです。

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歩いていると眠気も来ないし、気分も変わるので、謡が頭に入りやすい気がします。

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今日は宝生能楽堂→わんや書店→神保町古本屋街→日比谷線秋葉原駅

というルートを辿り、途中古本屋さんに寄ったりしながら90分程かけてなんとか「当麻」を頭に入れる事が出来ました。

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舞囃子「当麻」地謡の本番は明日夕方なので、もう何度か浚い直してから舞台をむかえたいと思います。

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