浅草への下町散歩
今日は久しぶりに1日休みでした。
いくつかの目的で浅草方面に行こうと思い、徒歩で三ノ輪から出発しました。
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三ノ輪から浅草へは国際通り一本でもいけるのですが、魅力的な脇道があるとついそちらに行ってしまうのが私の悪い癖です。
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「あしたのジョー」の像が立っている角から脇道に曲がり、くねくねと歩いてかつて「山谷堀」があった跡の公園へ。
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山谷堀公園には「紙洗橋」という由ありげな橋の跡がありました。
「草紙洗」と関係はあるのかな…?
と調べてみると全然違いました。
ここで”浅草紙”という紙を作っていたそうなのです。
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そして紙を山谷堀の水に晒す「冷やかし」という作業中に職人が吉原遊廓を見に行き、結局遊ばずに帰ったことから、買い物せずに店を見るのを「冷やかす」というようになったそうです。
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更に山谷堀近くの「合力稲荷神社」の前を通りかかりました。
そこには江戸時代の日本一の力持ち「三ノ宮卯之助」という人が足で持ち上げたという大きな石が奉納されていました。
写真は撮りませんでしたが、私にはちょっと動かすことすら絶対に無理な大きさでした。
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「三ノ宮卯之助」を調べてみると、「馬に乗った人を更に舟に乗せて、卯之助はその舟ごと持ち上げた」と書いてありました。。
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そして浅草寺横のアーケード街で、演芸用の刀や衣装の専門店をいくつか”冷やかし”、西へ少し歩いて「合羽橋道具街」へ。
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食器や看板など、主に飲食店向けのあらゆるアイテムが揃うこの「合羽橋道具街」ですが、今日の私は「椅子」を探していました。
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コンパクトに折り畳めて、出来るだけ軽量な椅子です。
江古田稽古場で、長時間の正座がしんどい会員さんが使えるものをずっと探していたのです。
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田原町から三ノ輪方面へと道具街を北上していくと、「食器だらけの店」や「包丁だらけの店」、「食品サンプルだらけの店」などが軒を連ねています。
そしてやがて目当ての「椅子だらけの店」を見つけて、無事に下の椅子を2脚購入することが出来ました。
畳むと下のようにコンパクトに。
これで1脚1200円也なのです。
しかも軽量なので、2脚を小脇に抱えて徒歩で三ノ輪まで帰れました。
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という訳で、今日は色々勉強にもなった下町散歩で、目当ての椅子も購入出来て大満足な1日になりました。
椅子は早速明日の江古田稽古に、また小脇に抱えて持って参りたいと思います。